
こんにちは。Apシステムの長澤です。
昨日は神奈川県の公立高校の合格発表でしたね。倍率がある以上、合格する生徒としない生徒が出るのは必然で、残酷ですが、毎年わずかな差で数々のドラマが生まれます。それが“合格発表”というものです。
長澤も10数年前には、高校入試に携わっていましたが、塾の先生ならだれもが感じるように、この日はやはり独特な気持ちだったように思います。
残念ながら不合格者を出してしまった時、「教科指導は間違っていなかったか」「適正な進路指導が出来たのか」「倍率の読みは正確だったか」など、そのプロセスにフォーカス出来るのはもう少し先のことで、この日はただ「不合格」という事実だけがそこにあります。そして、浪人という選択肢がない高校受験においては、悲しいかな「来年もう1回」というリベンジはありません。落ちた生徒は、その時点では本意ではない私立高校に行くことになってしまいます。
つまり、我々塾の先生としては、それを取り返すチャンスは『次の年の生徒』でしかないんですよね、高校入試の場合。だから余計に、不合格者を出してしまった時は、その生徒に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
昨日もある提携塾の先生にメールで状況をお聞きしましたが、「絶対に落としてはいけない生徒を落としてしまい、かなり辛いです…」という返信を頂きました。どうしようもないとわかっていても、「次」のない現実が大きく圧し掛かってくるのです。
そういった先生方の思いの上に、僕たちのシステムは成り立っています。ここまで一緒に受験を超えてきた全ての先生方の思いを引き継いで、いよいよ来週から高校準備講座も本格的にスタートします。3年後、彼らの「次」が輝くものであるように、自分も頑張ろうと思います。。。
では、Apヒストリー177回目 です!
2012年8月。
小中学生を教えてらっしゃる先生方は、この時期夏期講習で目まぐるしく動いてらっしゃる時期だと思います。Apシステムの受講生も、夏休み用の日程を組んで、2学期以降の予習やそれまでの復習を行っています。
さて、その忙しい合間を縫って、提携塾の先生に、この時期あるイベントに招待して頂きました。それが『読笑会』です。これは、懇意にさせて頂いている提携塾の奥様が主催されているもので、読書を通してコミュニティを作っていこうというもので、一人1冊(何冊でもOK)紹介したい本を持ちより、各々がその本の良さを紹介し合うといういたってシンプルな会です。
長澤も全く本を読まないというわけではないですが、読書家を自負出来るほどの読書量を誇れるわけでもなく、ちょっと躊躇したのですが「紹介本がなくても大丈夫ですよ!」と言われて、一気にハードルが下がり(笑)、厚かましいとは思いつつも、とりあえず参加させて頂くことに。
想像していたよりも良い意味でユルく、初参加の長澤でもスッと入っていけました。来ている方は職種も年齢もホントいろんな方々なのですが、それは伏せてニックネームで呼び合いましょうというのも、ハードルを下げているんだと思いますね。そういった表向きの顔ではなく、その会を一緒に作っていく仲間として付き合っていきましょうということだと思うのですが、これは新鮮でしたね~。
日頃は「Apシステムの…」「Triple winの…」という目で自分は見られているだろうし、自分もそのつもりで接しています。特に仕事を通じてお知り合いになる方はそうですね(当たり前ですが)。それをいったん取っ払うというのは、普段はなかなか出来ません。こういうコミュニティって、そういう雰囲気が大事なんだろうなぁって思います。
最初は紹介する本なんてあるかなぁ…と思っていた自分も、会が終わるころには「次回は紹介したい!」と思ってましたね。読書の仕方って、その人の嗜好や趣味、ものの見方や大袈裟に言えば思想までが見えてしまう気がして、なんかとっ散らかっている自分の部屋を他人に見られるような、そんな気恥ずかしさを感じていたのですが(笑)、そんなことないんだなぁと思いました。
もちろん、その次に参加させて頂いた時には、自分も本の紹介をさせて頂き、皆さんから様々な感想を聞かせてもらえて、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
普段は絶対に繋がることがない人たちでも、『本』という小道具があることで繋がっていく。不思議ですが、
趣味を持つことの意味や良さ
って、そんなところにあるのかな…って思いました。自分の世界の広げ方って色々あるんですね。。。
To be continued…
昨日は神奈川県の公立高校の合格発表でしたね。倍率がある以上、合格する生徒としない生徒が出るのは必然で、残酷ですが、毎年わずかな差で数々のドラマが生まれます。それが“合格発表”というものです。
長澤も10数年前には、高校入試に携わっていましたが、塾の先生ならだれもが感じるように、この日はやはり独特な気持ちだったように思います。
残念ながら不合格者を出してしまった時、「教科指導は間違っていなかったか」「適正な進路指導が出来たのか」「倍率の読みは正確だったか」など、そのプロセスにフォーカス出来るのはもう少し先のことで、この日はただ「不合格」という事実だけがそこにあります。そして、浪人という選択肢がない高校受験においては、悲しいかな「来年もう1回」というリベンジはありません。落ちた生徒は、その時点では本意ではない私立高校に行くことになってしまいます。
つまり、我々塾の先生としては、それを取り返すチャンスは『次の年の生徒』でしかないんですよね、高校入試の場合。だから余計に、不合格者を出してしまった時は、その生徒に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
昨日もある提携塾の先生にメールで状況をお聞きしましたが、「絶対に落としてはいけない生徒を落としてしまい、かなり辛いです…」という返信を頂きました。どうしようもないとわかっていても、「次」のない現実が大きく圧し掛かってくるのです。
そういった先生方の思いの上に、僕たちのシステムは成り立っています。ここまで一緒に受験を超えてきた全ての先生方の思いを引き継いで、いよいよ来週から高校準備講座も本格的にスタートします。3年後、彼らの「次」が輝くものであるように、自分も頑張ろうと思います。。。
では、Apヒストリー177回目 です!
2012年8月。
小中学生を教えてらっしゃる先生方は、この時期夏期講習で目まぐるしく動いてらっしゃる時期だと思います。Apシステムの受講生も、夏休み用の日程を組んで、2学期以降の予習やそれまでの復習を行っています。
さて、その忙しい合間を縫って、提携塾の先生に、この時期あるイベントに招待して頂きました。それが『読笑会』です。これは、懇意にさせて頂いている提携塾の奥様が主催されているもので、読書を通してコミュニティを作っていこうというもので、一人1冊(何冊でもOK)紹介したい本を持ちより、各々がその本の良さを紹介し合うといういたってシンプルな会です。
長澤も全く本を読まないというわけではないですが、読書家を自負出来るほどの読書量を誇れるわけでもなく、ちょっと躊躇したのですが「紹介本がなくても大丈夫ですよ!」と言われて、一気にハードルが下がり(笑)、厚かましいとは思いつつも、とりあえず参加させて頂くことに。
想像していたよりも良い意味でユルく、初参加の長澤でもスッと入っていけました。来ている方は職種も年齢もホントいろんな方々なのですが、それは伏せてニックネームで呼び合いましょうというのも、ハードルを下げているんだと思いますね。そういった表向きの顔ではなく、その会を一緒に作っていく仲間として付き合っていきましょうということだと思うのですが、これは新鮮でしたね~。
日頃は「Apシステムの…」「Triple winの…」という目で自分は見られているだろうし、自分もそのつもりで接しています。特に仕事を通じてお知り合いになる方はそうですね(当たり前ですが)。それをいったん取っ払うというのは、普段はなかなか出来ません。こういうコミュニティって、そういう雰囲気が大事なんだろうなぁって思います。
最初は紹介する本なんてあるかなぁ…と思っていた自分も、会が終わるころには「次回は紹介したい!」と思ってましたね。読書の仕方って、その人の嗜好や趣味、ものの見方や大袈裟に言えば思想までが見えてしまう気がして、なんかとっ散らかっている自分の部屋を他人に見られるような、そんな気恥ずかしさを感じていたのですが(笑)、そんなことないんだなぁと思いました。
もちろん、その次に参加させて頂いた時には、自分も本の紹介をさせて頂き、皆さんから様々な感想を聞かせてもらえて、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
普段は絶対に繋がることがない人たちでも、『本』という小道具があることで繋がっていく。不思議ですが、
趣味を持つことの意味や良さ
って、そんなところにあるのかな…って思いました。自分の世界の広げ方って色々あるんですね。。。
To be continued…
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